豆包(Doubao)はブランドをどう参照する?

MY WAYが企画・制作に関わった中国向けコンテンツが、実際に豆包(Doubao)の商品推薦に関する回答で、

参考情報の一つとして表示される事例を確認しています。

これまで中国向けSNS施策では、「小紅書で検索したときにブランドの投稿が見つかるか」「KOL・KOC投稿がどの程度閲覧されるか」

といった点が主な評価対象でした。

しかし現在は、その先にもう一つの情報接点が生まれています。

ユーザーが複数の商品を自分で調べるのではなく、AIに、「AとBならどちらが自分に合う?」「日本の商品でおすすめは?」

「複数商品の中から、自分の条件に合うものを選んでほしい」と質問し、検索・整理・比較まで任せる使い方です。

弊社制作コンテンツが豆包の参考情報として表示

MY WAYが支援したある日本ブランドの事例では、商品推薦に関する質問に対し、

豆包が複数の検索キーワードを使って情報を取得し、数十件の参考資料をもとに回答を生成していました。

その中に、MY WAYが企画・制作に関わったコンテンツが含まれていることを確認しています。

MY WAYが企画・制作に関わったコンテンツは、複数の商品カテゴリーで豆包の参考情報として確認されています。さらに、回答後に商品購入リンクが表示されるケースもあり、AI検索が「情報収集」だけでなく、「比較」「検討」「購入」までつなぐ接点になりつつあることが分かります。

「自分で検索する」から「AIに比較してもらう」へ

従来、小紅書で複数の商品を比較する場合、ユーザー自身が検索結果から複数の投稿を開き、それぞれの情報を読み比べる必要がありました。

美容やヘルスケアなど、ブランド施策が活発なカテゴリーでは、公式投稿、KOL・KOCとのタイアップ投稿、一般ユーザーの投稿など、さまざまな情報が同じ検索結果に並びます。

そのため、

「どの情報を参考にするか」「AとBの違いは何か」「自分にはどの商品が合うか」

を最終的に整理するのはユーザー自身でした。

一方、豆包のような生成AIでは、ユーザーが複数の条件をまとめて質問し、

その条件に沿って複数の情報を検索・整理した回答を受け取ることができます。

実際に商品選びの検証では、豆包がユーザーの条件を整理し、複数回の検索を行ったうえで候補商品を提示するケースも報告されています。

つまり、情報収集の一部が、検索 → 複数投稿を読む → 自分で整理するから、AIに質問 → AIが検索・整理 → 比較結果を受け取る

へと変わり始めています。

ブランドにとって変わるのは「検索結果にいるか」だけではない

この変化によって、ブランドが考えるべきことも少し変わります。

これまでは、小紅書内でブランド名や商品名を検索した際に、十分な投稿が存在するかどうかが一つのポイントでした。

今後はそれに加えて、

AIが複数商品を比較するとき、ブランドについて説明できる情報が十分に存在しているか

も確認する必要があります。

  • どんな商品なのか

  • どんな人に向いているのか

  • 他の商品と何が違うのか

  • 使用感はどうか

  • 成分や特徴は何か

  • どこで購入できるのか

といった内容です。

商品名だけが繰り返されていても、比較に必要な情報が不足していれば、ユーザーやAIが商品の違いを理解しにくくなります。

SNSコンテンツは「投稿された場所」だけで終わらない

今回の事例から分かるのは、中国向けSNSコンテンツの役割が、投稿されたプラットフォーム内だけに限られなくなっていることです。

ユーザーに見られる

→ 検索される

→ 比較される

→ AI回答時の参考情報として使われる可能性がある

一度公開したコンテンツが、その後の検索やAIによる比較の場でも使われる可能性を考えると、短期的な広告投稿だけでなく、商品を継続的に説明できるコンテンツを残していく意味も大きくなります。

ただし「AIに載せる方法」があるわけではない

ここで注意したいのは、豆包がどの情報を、どのような基準で参考にしているのか、その詳細な仕組みがすべて公開されているわけではないことです。

そのため、

「この媒体に掲載すれば必ず参照される」

「この形式で書けば必ずおすすめされる」

といった単純なルールとして考えることはできません。

また、AIが複数情報を整理して回答していても、その内容が常に正確・中立であるとは限りません。

ブランド側でできるのは、ユーザーが商品を調べる際に必要となる情報を、公開情報として継続的に整えていくことです。

日本企業が今確認したいこと

まず、自社ブランドや商品名を豆包で実際に検索・質問してみることをおすすめします。

見るべきなのは、

– 自社ブランドが回答に含まれているか

– どのように説明されているか

– どの情報が参考資料として表示されているか

– 競合ブランドはどのような情報で比較されているか

– 自社について不足している情報は何か

といった点です。

その結果をもとに、小紅書、知乎、KOL・KOCコンテンツ、公式情報など、どこに何を追加すべきかを整理していきます。

MY WAYではAI検索結果まで含めて確認

MY WAYでは、中国SNS施策だけでなく、豆包などのAI検索上でブランドがどのように表示・参照されているかも確認しながら、中国語コンテンツを設計しています。

投稿本数を増やすこと自体を目的にせず、検索・比較・AI回答までを見据えて、ブランドに不足している情報を補う。

SNSとAI検索を分けて考えず、ユーザーが商品を知り、調べ、比較する一連の流れから施策を設計しています。

海外マーケティングを、
次の成果へ。

市場選定や戦略設計、SNS・PR、運用改善まで、海外展開に関する課題を企画段階からご相談いただけます。

「何から始めるべきかわからない」という段階でも構いません。現在の課題やご要望を伺い、必要な施策と進め方を整理してご提案します。

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